■ ティップセクション （ブランクのジョイント寄りに表記あり）

● ＴＹＰＥ－Ｌ ロングレンジ対応。ミディアムテーパーデザインでレッドコアの負荷４０～１００ｙｄをベースに合わせたティップでトルクのあるレギュラーアクション。 抵抗が大きいルアーを引く時に最適で、フラットフィッシュのM-2サイズを引いてもベリーが曲がり過ぎず、ルアーの動きに対しティップが暴れずに張りがあります。 しかし、ヒットは明確に伝える吸収性の良さを持ち合わせています。

● ＴＹＰＥ－Ｓ ショートレンジ対応。ファーストテーパーでソフトティップに仕上げてあり、レッドコア負荷１０～５０ｙｄでショートレンジ及び表層をメインに対応するため、より食い込みの良い繊細な感度になっています。 また、引き抵抗が無いルアーや細いリーダーを使われる時にもお勧めです。

■ バットセクション ＴＹＰＥ－Ｌ、Ｓの両タイプのティップを共用できるように設計され、粘り強く、トルクフルなバット（＃２）で、２種類のアクションを出すティップとの組み合わせでも非常にスムーズなベンディングカーブを描きます。

■ 最軽量と高感度 ブランクマテリアルに１５ｔ低弾性高強度グラファイトを使用。さらにブランク特性をいかすために、軽量、高感度のチタンＳＩＣガイドを仕様。ガイドセッティングもニューコンセプトに近づけ、小型サイズのスイーベルが通せるガイド径に設定してあります。 レイクトローリングロッドの軽量化はすべての面においてメリットがあり、操作性やファイト時だけではなく、バイトがあった時の吸収性の良さや伝達能力にも差が出ます。 また、グラス系特有のブレ、跳ね戻り（ボートの揺れやライン距離調整などで起きるロッドの曲がりで静止せずに繰り返す動き）はグラファイト素材とテーパーデザインにガイドの軽量化（チタンＳＩＣ）で解消。さらにフッキングパワーと反応の良さ、跳ね戻りが引き起こすファイト時のバレなども軽減でき、魚の動きにも敏速に対応しやすく他社に比べ持ち重りを感じさせなく、その違いはレッドコアライン回収の際にも感じられるでしょう。

■ 視認性 ブランクカラーはマットブラック塗装。日差しの強い湖面で、アタリを待つため長時間ロッドを見ていると、湖面のギラつきと光沢のあるブランクでは目が疲れ、ロッドティップの動きが落ち着かなく感じ、それをマットブラック塗装にすることにより、目に優しく感じ、さらにロッドの動きの変化も確認しやすくなりました。 また、ロッドの微妙な変化やショートバイト、ヒットなどをより分かり易く視覚に入る様にと先端部分にマーキング方法として、ガイドにスレッド反転マーキングラッピングを取り入れました。また、ティップのアクションに合わせ、巻き箇所数も変えてあり、ＴＹＰＥ－Ｌのレギュラーアクションは先端より６ケのガイド。ソフトティップのＴＹＰＥ－Ｓは１箇所少ない５ケのガイドに対応しています。両サイドにロッドを出していても、ヒット時に視覚の中に非常に入りやすくなっています。意外なほどに便利です。※ スレッドカラーはレッド＆メタリックシルバーでＡＢＵ７０００レッドにもマッチします。

■ グリップ ハイグレードＡＡナチュラルコルクを使用。グリップエンドにはＥＶＡフォームを取り付け、ファイト時に当たり所を苦にならぬようにしてあります。 また、フォワードグリップ、リアグリップの長さについても、グリップエンドを腹に当てた場合やリアグリップを脇に抱えるなどを考え、リールの巻き取りがスムーズに行える様に長さを設定しています。

■全長:10'2"

■仕舞寸法：1.6m

■標準自重:195-197g

■継数:2