【詳細】
初版set ロバート・R ・マキャモン アッシャー家の弔鐘 扶桑社ミステリー

上巻 1991年7月29日初版 扶桑社発行 帯付
下巻 1991年7月29日初版 扶桑社発行

上巻
文豪ポオが名作「アッシャー家の崩壊」で描いいた悲劇の一族、アッシャー家は実在した！のみならずその一族は、百五十年を経て、アメリカの軍霧産業の頂点に位置する「アッシャー・アーマメンツ社」の世襲オーナーとして君臨し、ノース・カロライナの山奥に壮大な屋敷を築いてひきこもっている。家業を嫌い、ニューヨークで売れない作家暮らしをしていた主人公リックスが、「父危篤」の知らせに帰郷して知った一族の秘密とは一モダンホラーの旗手マキャモンが怪奇幻想小説の先達者ポオに捧げる話題作！

下巻
ペンタゴンを影であやつる「死の商人」兵器製造業者としての家業を嫌って、ニューヨークに出奔していたリックスはブライアートップ山、山麓にあるアッシャー家の屋敷へと帰っていく。自らの家系をテーマにした小説執筆をもくろむ彼が見たのは、子供さらいの怪人パンプキン・マンが森に出没し、迷宮と化した怪建築ロッジが時おり鳴動する驚くべき世界だった。そして古文書からリックスが知った一族の驚くべき秘密とは？
鬼才マキャモンが前人未到の領域に踏み込んだ壮大なゴシック伝奇小説！

ロバート・R ・マキャモン
アメリカ合衆国の作家。 スティーヴン・キング、ディーン・R・クーンツに次ぐモダン・ホラー界の第三の男といわれた。 初期は恐怖小説が中心だったが、のちに普通小説も発表している。1978年に作家デビュー。現代の吸血鬼小説『奴らは渇いている』(1981年)で人気作家になる。 しばらくスランプになり、1987年発表の100万部を超えるベストセラーとなった『スワン・ソング』と1990年の『マイン』で、アメリカ・ホラー作家協会がその年に出版された最も優れたホラー小説に与えるブラム・ストーカー賞最優秀長編賞を2度受賞する。

【状態】
経年劣化により焼け、天に若干シミ、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。