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【藤田喬平 ヴェニス ジョッキ】
日本を代表するガラス工芸作家の藤田喬平のジョッキのご紹介です♪
藤田喬平の主な技法は「手吹」と言われる非常に技術と手間のかかるものであり
型を一切使わずに、吹き竿と金箸・その他の補助道具だけでガラスを成形する技法です。
気品あふれる優美な造形・装飾美に目が奪われ、
手に取るとサラリとしており、艶消しの肌合いと調和しています。
また、このジョッキに施されている装飾は、イタリアの伝統技法のレースガラス。
細いガラスを螺旋状に成形し透明ガラスで覆う、大変手間と技術を要する技法です。
何本も棒状のレースガラスをつくり、繋ぎ合わせる為立体感があり、表面に触れると起伏を感じられます。
取っ手と底には豊かな金彩が施されています。
繊細な表情でさらりとした感触ですが、ジョッキのズシリとした厚みと重量感もあり
冷えたビールも冷たいまま飲み干すことが出来ます(^○^)
350ml缶が丁度入ります。
ジョッキとしてだけでなく、花瓶としてもお使いいただけて、モダンなインテリアにも調和いたします♪
ネットオークションやフリマアプリの出品では、共箱付きのジョッキは大変少なく希少です。
なかなか出会えない作品となりますので、この一期一会を逃さぬようご検討ください♪
同手作品は約14万円の落札実績があります。こちらでご確認下さい↓
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商品の状態 傷なし 美品 手吹ガラス特有の黒い斑点あり
藤田喬平
ガラス工芸家
1921年4月28日(大正10年)~2004年9月18日(平成16年) 日本 東京都出身
藤田恭平は、日本のガラス工芸の第一人者と言われている作家です。
東京美術学校(現東京芸術大)で彫金を学びますが、途中でガラス工芸に転向します。
その後、イタリアで学んだ様々な色ガラスと金箔やプラチナ箔を混ぜた「飾筥」で独自のガラス工芸分野を確立しました。
藤田喬平の代表作「飾筥」は海外では「フジタのドリームボックス」の愛称で親しまわれ、藤田の代名詞となりました。
藤田喬平の修行の地イタリアでも相当人気がある作家です。
ヴェニスの伝統技法を受け継ぐオブジェを始め独創性に富んだ作品を数多く生み出しています。
ガラスでありながら流れるようなフォルムの美しさには目を見張るものがあります。
主な経歴
1944年(23歳) 東京美術学校工芸科彫金部卒業
1961年(40歳) 高島屋で「藤田喬平硝子工芸創作展」開催(以降毎年開催)
1964年(43歳) 日本橋高島屋第4回個展にて、流動ガラス「虹彩」発表
1973年(52歳) 日本橋高島屋第13回個展にて、飾筥最初の作品「菖蒲」発表
1977年(56歳) ヴェネチア ムラノ島に工房を持ち制作開始
1989年(68歳) 飾筥「春に舞う」で芸術院恩賜賞、日本芸術院会員に就任
1996年(75歳) 藤田喬平ガラス美術館開館(宮城県松島)
1997年(76歳) 「文化功労者顕彰」・「紺綬褒章」を受章
同年コペンハーゲン装飾美術館で個展開催。国際的に評価され「世界の藤田」として名を轟かせる。
2002年 (81歳) ガラス工芸家として初の「文化勲章」受章