【真作】【WISH】島田章三「婦人像」油彩 4号 豪華オリジナル額装 共シール ◆女性像名画 　　〇文化功労者 日本芸術院会員 #24063103

1933-2016 神奈川県生まれ、日本芸術院会員の洋画家、国画会会員、愛知県立芸大名誉教授、東京芸大卒、1967年安井賞受賞、1968年渡欧して古典から現代まで広く西洋美術に接し、特にピカソ、ブラック、レジェなどキュビスムの作家らが「絵を思考している」ことを知り、「形態を再構成していく立体派を、日本人の言葉(造形)で翻訳したい」と考え、色面・線・画肌を軸に再考、自らの身の回りの日常に取材して作品を制作、99年 日本芸術院賞を受賞、04年文化功労者となる、1950年代以降、前衛的な表現が次々と生み出される中で、「表現とは形にならないものから形をつくるもの」と語った

島田章三は、神奈川県で生まれ、日本芸術院会員として活躍した著名な洋画家です。彼は国画会の会員であり、愛知県立芸術大学の名誉教授も務めました。また、東京芸術大学を卒業し、1967年には安井賞を受賞するなど、その才能が広く認められています。

島田章三「婦人像」油彩 4号 豪華オリジナル額装 共シール
画伯は1967年に安井賞を受賞し、1968年に渡欧してからピカソ、ブラック、レジェなどのキュビスム作家から強い影響を受け、「形態を再構成していく立体派を、日本人の言葉（造形）で翻訳したい」と考えました。この作品は、その試みが色濃く反映された一例です。本作品は、鮮やかな色彩と独特のテクスチャーが特徴で、女性の静かな表情と深い内面的な強さを見事に捉えています。

顔のシンメトリックな配置と優雅なラインが、観る者の目を引きつけ、静かでありながらも強い存在感を放っています。背景には抽象的な模様や形が配され、顔の輪郭を際立たせています。色使いは暖色系と寒色系がバランスよく調和しており、特に背景の赤やオレンジが女性の顔を引き立て、黒や緑が全体に深みを与えています。この色彩とテクスチャーの融合により、絵全体に豊かな奥行きと立体感が生まれています。この作品は、島田章三が「表現とは形にならないものから形をつくるもの」と語ったように、日常の中に潜む普遍的な人間性や感情の深さを視覚的に表現したものです。西洋美術の影響を受けつつも日本的な感覚で再解釈された美意識が、彼の独自のスタイルとして見事に表現されています。画伯の人物画の名画です。