山野楽器時代！準ビンテージ！Gibson 50s Les Paul Standard Plus Honey Burst 2003

山野楽器時代の流通品は、品質が良いと言われることが多いですが、この個体も当時のギブソンの素晴らしい個体です。

山野楽器の検品基準が高く、品質の高い個体だけが流通していたという現れだと思います。

ボディトップのメイプルは、プラスモデルだけあってかなり流麗な虎杢が縦横に現れ、ヒスコレと見紛う様な存在感があります。

ボディバックのマホガニーは、ワンピースの板目が美しく斜めにラインが入り、珍しい木取りとなっています。2010年代からはレギュラーラインでワンピースバックのマホガニーは滅多に見なくなってしまいました。

トータルウェイトは4.3キロで、おそらくウェイトリリーフを採用していない仕様かと思われます。

ネックはラウンドCシェイプですが、近年の50sモデルの丸みを帯びたラウンドCよりはスッキリとした印象です。
指板はブラウンとブラックが縦に入り混じり、美しく主張してくるローズウッドです。

ピックアップには2000年代のスタンダードモデルに永らく搭載されてきたバーストバッカープロが採用されています。もともと明るく歪みのノリやすい現代的なピックアップですが、少し温かみがあり、レスポールらしい太さのあるサウンドです。

塗装はオールラッカーフィニッシュを採用しており、トップはこれこそハニーバーストと言える美しいカラーリング、バックはマホガニーの色を活かしつつ、自然なチェリー塗装となっています。

2000年代のギブソンUSAでも貴重なスタンダードプラスモデル。この時代は使用されている木材も高く評価されていましたが、それも納得の木材の採用が見られます。
こちらの商品のメイプルも現在使われているAAAフィギャードメイプルと比べてもトラ杢の美しいものであったり、マホガニーも美しいワンピース材が使用されています。

評価が高まっている今、高騰しているレスポールです。
気になったら手にしてみてください。
素晴らしいクオリティの楽器です。
他にもレスポールを数本出品しています。

ぜひご覧ください。