和遊館 即決kta2590 夏物 超逸品 人間国宝 故平良敏子さん 喜如嘉 芭蕉布 重要無形文化財 通産大臣指定 伝統工芸品

和遊館 即決kta2590 夏物 超逸品 人間国宝 故平良敏子さん 喜如嘉 芭蕉布 重要無形文化財 通産大臣指定 伝統工芸品

☆こちらのお品には、お仕立ては付いておりません☆

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◆新品　未仕立　
◆経：手績み芭蕉糸１００％　緯：手績み芭蕉糸１００％
◆布幅：約３７ｃｍ
◆沖縄県織物検査済之証

重要無形文化財、伝統工芸品『喜如嘉の芭蕉布』着尺をご紹介致します。

製造法：手結い、手おり
染料：琉球藍、車輪梅

※こちらのお品にはお仕立ては付いておりません。

糸芭蕉からとれる繊維を利用して織り上げる芭蕉布は、沖縄の代表的な織物でございます。
江戸時代には夏裃（なつかみしも）として人気がありました。
軽くてさらりとした肌触りが独特で、盛夏の着物として現在も広く愛用されています。

芭蕉布は、１３世紀頃には、すでに作られていたと考えられておりますが、人々の間に広まったのは近世になってからのことでございます。
家の庭や畑に芭蕉の木を植え、主婦や娘たちが自家用の布を織っておりました。
１９世紀に入ると、絹や綿が出回るようになりましたが、芭蕉布は人々に親しまれておりました。
この伝統を受け継いでいる喜如嘉の芭蕉布は、昭和４９年に国指定の重要無形文化財の総合指定を受けております。

3年間育てた糸芭蕉の茎を4種類に分け、木灰（もくはい）で炊き、竹ばさみでしごいて不純物を取り、繊維にします。
1m足らずの繊維を細かく裂いて機（はた）結びにし、一本一本つないでいきます。
撚（よ）りをかけ、絣結びをして天然染料で染めます。
手織りの後、また木灰で精錬し、米酢に浸してから洗い、手のばしで仕上げます。
芭蕉布は畑での原木の栽培から始まり長い工程を経て布になります。

透け感のある軽やかな生地は、自然なお色目でございます。
全体には黒紺色や黒檀色のお色目で素晴らしい絣模様が縞状に織り出されております。
上質で見事な平良敏子さんの喜如嘉の芭蕉布をぜひお手元にてご確認くださいませ。

喜如嘉の芭蕉布は、当店でも滅多に手に入らないお品物でございます。

この機会をお見逃しなきよう、どうぞお早めのご入札をお待ち致しております。