極美品！90年代ビンテージ！Gibson Les Paul Standard Honey Burst 1998 ギブソンレスポール

BodyTop : 2P Plain Maple
BodyBack : 1P Genuine Mahogany
Neck : 1P Mahogany
Neck Joint : Short Tenon
Neck Profile : 50s Flat Fat
Fingerboard : Indian Rosewood
Neck Pickup : 490R
Bridge Pickup : 498T
Finish : Nitrocellulose Lacquer Gloss
Weight Relief : None
Weight : 4.51kg
Made in USA

当機はギブソンのレスポールスタンダード1998年生産のモデルです。
ギブソンにとっての70年代80年代はかなり変化の大きい過渡期。その経営状況とリンクするように、レスポールの仕様も大きく移り変わっていった時期でもあります。
その中にあって90年代は現代ギブソンの黄金期の始まりとも呼ばれ、クオリティファーストが確立された時代と言われています。

ボディトップのメイプルは90年代らしい端正なプレーンメイプル・トップが採用され、余計なものを削ぎ落としたような顔つきです。
ボディバックのマホガニーは、今では貴重な仕様となったワンピースの導管が美しいマホガニー材が使われています。
もちろんソリッド仕様となりますが、その分トータルウェイトも4.5キロと少し重めで、レスポール然とした重量感と言えます。

ネックは丸みの抑えられた50年代のラウンドシェイプに仕上げられ、少し横への広がりを感じる形状になっています。
指板のローズウッドは、深く赤みがかったブラウン色の材が使用されており、当時使用されていた材のレベルの高さを感じさせられます。

ピックアップには、490R &498Tという組み合わせが搭載されています。
今の主流であるバーストバッカーなどPAFを模したピックアップに比べると、80〜90年代当時の音楽シーンに対応すべくよりパワーのあるサウンドを追求する方向性に向いています。ドライな押し出し感があるサウンドです。

塗装はオールラッカーフィニッシュを採用しており、トップはカラーリングと経年も相まって上品で渋い風格が漂うハニーバーストに、バックは褪色が進んだような渋いブラウンライクな塗装となっています。
また年代の割にウェザーチェックやヘッドの塗装割れなどはほとんど見られず、かなり綺麗な外観を保っています。

今では70年代や80年代のギブソンレスポールがビンテージとして扱われ、値段の上がり方が加速度的になってきましたが、90年代も例外ではなくなってきています。
変化の大きかった80年代から多くを学んだ90年代のレスポールは、原点回帰とも言える製品を作り続けた時期でもありました。
レスポールの王道スペックのため、これからも時代の変化に左右されない一本であり、値段も今後飛躍的に上がっていくモデルだと言われています。