NORTHRN PACIFIC ノーザンパシフィック鉄道 Z-8 4-6-6-4 Challenger形 巨大高速蒸気機関車になります。
ノーザンパシフィック鉄道のChallenger形機関車は全部で47両ありますが、その最終形態である、Z-8形は23両でした。
他には、Z-6形が18両、Z-7形が6両あるとなり最大派閥になります。
動輪径はC62を上回る1800mmで最高速度は110kmになります。
関節4シリンダーという重々しい構造からは想像できない俊足な機関車になります。
牽引力もやはり強力で4130トンの列車を簡単に牽引できました。（粘着牽引力は48,100kg）
これは国鉄最強の蒸気C62形の4倍になり、国鉄最大の牽引力を持つE10（粘着牽引力は21,700kg）のなんと２倍以上です。
Challenger形（4-6-6-4）蒸気機関車は、俊足かつ牽引力もあって人気の車両でした。
ノーザンパシフィック鉄道以外では、ユニオンパシフィック鉄道が最大の１０５両のチャレンジャー型を所有しておりこちらも有名です。
残念ながら ノーザンパシフィック鉄道 Z-8 Challengerは全機解体されてしまい保存機がありません。
模型でしか出会えない機関車ですが、ユニオンパシフィック鉄道のChallenger形3985号機は復活して保存運転を行っています。
youtubeで見ることができますので、一度ご覧になってください。
超大型アーティキュレイテッド機の魅力が伝わると思います。
そんな、ノーザンパシフィック鉄道 Z-7 4-6-6-4 Challenger形を天賞堂兜工場の職人が見事表現しました。
適度に装飾された車体は嫌味が無く、すっきりしていますが天賞堂職人による手巻きボイラーが実は手が込んでいる匠の技を垣間見ることができます。
兜工場おなじみのギミックも搭載しています。
製造数は僅かに75台と希少となります。
ボックス動輪も軸ごとに変化が見られその繊細さは天賞堂ならではではないかと思います。
ここまでされていても、ショートすることなく走り続けるのはまさしく工芸品と思います。
当然、メインマーケットはアメリカになるわけで模型人口も国内と比較になりません。
当然ながら、当時は国内販売はなく逆輸入品（いわゆる舶来品）となり、その価値は図り知ることが出来ません。
とても貴重な品になります。
こちらの車両は展示させていた車両になり、本格的な走行はありません。
(2m程度を往復するテスト走行程度の走行歴はあります。)
ブラス製超大型アーティキュレイテッド機には伝えきれない迫力がありますが、いざ走行させるとなると沢山の障害があります。
一番の障害は線路状況によるショートになります。
これはとても厄介な問題で、車両をより細かく再現しようとすればするほどデリケートになってしまいます。
その匙加減が絶妙なのが天賞堂兜工場の職人でした。
此処がオーバースケールだからスケールモデルに修正しようとすると走行中にショートするなんて事が結構あります。
走行まで考えた場合、天賞堂の製品は安心できる存在になります。
（2022年 12月 51日 21時 14分 追加）
お願い 必ず下記をご確認願います。
・こちらの車両は今から40年ほど前に製造されたアンティーク品になります。
・こちらの車両はテスト走行程度の走行歴ですが、ジョイントパーツは劣化して駄目になっていました。
・出品にあたり、ジョイント交換と注油をお行いスムーズに動作する状態にしました。
・メンテナンスと調整は行いましたが、保証がついている品ではありません。
・アンティーク品なり、素材の劣化に関しては当方の扱いとは関係なく発生しますので、一切解りません。
・商品の状態はヤフーのヘルプ、状態の目安を参考にしています。
・出品者の勘違いや見落としがありますので、必ず写真で確認・判断をお願いいたします。
・保証がありませんのでＪＵＮＫ品として出品いたします、従って、瑕疵担保責任はとれない品になりご理解のほどお願いいたします。
・この商品はリサイクル資材での梱包を前提として発送までの期間を頂いております。
