Valley Arts SL-CUSTOM (Steve Lukather Fireburst、後期のCustom Pro SL-450と同仕様モデル) 無垢キルトボディの特注品、激レアモデル。

バレーアーツの貴重なルークドンズバモデルを出品します。
豪華なキルトボディは、プリントや化粧板では無く、無垢のソリッドキルトメイプルで、トップ面、サイド面、バック面すべてギラギラと杢目が動きます。

ヘッドロゴのM Seriesは薄くなっています。
使用感あります。
ハードケースが付属します。


［以下、購入時の説明情報］


まだ日本製Custom Proがなかった頃（M Series期）のカタログ外裏オーダー高級モデルで、スティーブ・ルカサーがメインで愛用していたFIREBURSTと全く同じ、ノンリセス仕様、トップジャック仕様、無垢キルトボディのSLモデルです。
35年くらい前の楽器ですので、立派なヴィンテージ物です。

後年の杢目柄シートを裏表にプリントしたローコストモデルのSL-195/定価195,000円モデルではありません。

日本製Custom Proが登場した時に、オーダー生産されたSL-450/定価450,000円モデルと丸々同じスペックだったと思います。
こちらのSLモデルも、後年のSL-450も、ROBOTも同じように、スティーブ・ルカサー所有機と全く同じ仕様になってしまう為、権利上の都合で、カタログ外裏オーダーの特注品や、楽器店オーダーモデル扱いとなっていたそうです。

仕様は以下の通り超ゴージャスです。
・無垢２ピースのキルトボディ
・塗装はラッカー塗装
・バーズアイメイプルネック、エボニー指板
・ドイツ製フロイドローズやEMGピックアップ等のUSA同パーツ

Mシリーズというと、何故か廉価モデルをイメージされる方が多くいらっしゃいますが、決してそうではなくて、Custom Proが登場する前の初期の日本製Valley Artsは全てMシリーズで、シンプル仕様でリーズナブルなモデルから超高級仕様のモデルまで展開されていました。
本家USA製を脅かす（というよりはUSA製を超えた）クオリティゆえに、Mシリーズというロゴでなんとか差別化を図っていましたが、1990年代頃からはついに日本製モデルでも高級仕様はCustom Proの称号を得ることになります。
つまり、こちらの個体は高級スペックであっても、Custom Proの称号がまだ得られる事のできなかった時期の初期(恐らくですが1980年代)の物で、後年のCustom Pro SL-450と同じ仕様という訳です。

手元にある古いカタログを見ますと、LUKEドンズバ仕様ではないモデルのM Seires VAG II-L/CSが380,000円の設定でしたので、80年代後期の段階でも、やはり丁度450,000円くらいのオーダー価格だったのであろうと推測できます。
今こんなバブリーなスペックを実現しようとすると、新品定価は倍くらいするのではないでしょうか。

こちらのお品物を検討される方へ詳しい説明は不要かと思いますが、このバレーアーツは、後の(初期ミュージックマンEXシリーズを手掛けた)HI-END GUITARS制作ラインです。
本家アメリカ製を凌駕した伝説的な制作部門でしたので、当機の完成度も折り紙です。

製造から35年経過する楽器ですので、ウェザーチェック(最後の画像)や傷などありますが、トラスロッド問題なく調整可能でネックも良い状態です。
出力もガリなど問題無く良好でEMGの9V電池もまだまだ残っています。
中古楽器ですのでその点ご了承の上オークションにご参加ください。

（2024年 7月 30日 0時 45分 追加）
重量は家庭用体重計で測ったところ3,6kgくらいでした。
多少の誤差はあるかもしれませんがご了承ください。
フロイドローズ仕様にしては重さを感じません。

（2024年 7月 30日 0時 48分 追加）
フレットはほぼ100％残っていますので、とても弾きやすいと思います。
ネック形状はCグリップで、厚くも薄くもなく定番なスタンダードな太さです。