【真作】【WISH】澁澤卿「香霧鮮耀」日本画 20号 共シール 画集掲載作品 ◆入手困難！画伯全盛期の紫陽花大名画　　〇物故巨匠 #24062225

1949-2012 京都府生まれ、日本画家、東京藝術大学工芸科卒業、ロンドンルフェーブルギャラリー・上海美術館・北京友誼館他個展57回、1977年出家得度し日蓮宗僧侶となる、岩絵具にアクリルも併用し、厚いマチエールに落ち着いた色調で情緒に流れない重厚な風景画を制作、また扉風作品にも取り組む、2001年身延山大学客員教授、2002年上海美術館に「浄界盛麗」収蔵、芝增上寺天井画「白趣香風」制作、日蓮宗・橫浜六浦上行寺副住職

澁澤卿画伯は、身延山大学の客員教授を務め、2002年には上海美術館に作品「浄界盛麗」が収蔵されるなど、その業績は学術的にも認められています。また、芝增上寺の天井画「白趣香風」を制作するなど、宗教的な場所での芸術活動も行っています。横浜六浦上行寺の副住職としても活動しており、彼の生涯は芸術と宗教が深く結びついたものでした。

澁澤卿「香霧鮮耀」日本画 20号 大作 共シール
本作品は、日本画家であり日蓮宗の僧侶でもあった澁澤卿による、深遠な静謐さを湛えた絵画です。澁澤卿の画風は、自然との一体感と精神性を融合させることに特化しており、この作品でもその特徴が顕著に表れています。画面いっぱいに広がる紫陽花は、生命の息吹を感じさせる鮮やかな紫色で、初夏の訪れを告げています。これらの花々は、緻密な筆遣いで一つ一つ丁寧に描かれ、その質感まで感じ取れるほどです。

背景には古風な木造建築が控えめに配され、自然と人の手が織りなす調和が感じられます。水たまりに映し出される周囲の自然と建築の美しさが、見る者の心に静寂と平和をもたらします。また、澁澤卿が僧侶としての生活を送る中で培われた内面の豊かさが、作品全体に満ち溢れており、その精神的な深さは見る者を引き込む力を持っています。画伯全盛期の古都風景にして、入手困難な20号大型サイズの名画です。